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哲学の道散策
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はてさて、 銀閣寺から南へ下って、いやいや南禅寺、永観堂を通って北へ上がる…。 ここでよーく考えて…。苦あって楽あり。バスに乗って北へ行こう。 頑張って京都駅から市バスの5番に乗って40分、着きましたよ銀閣寺へ。 いいね、いいね…。わびさび。なんだか大人の哲学気分。 ガイドブックを開いて―と。疎水べりを若王子に向かって行きましょう。 |
飛び石を踏みながら1・2・3と跳ねていくと、あれれ? 水辺に白砂が、清流に小魚が… それにどうして水が南から流れてくるのかなー。 不思議だなぁ。まあいいか。 みろく院が現われた。 安産を祈る聖護院さんのお寺なんだって。 子孫繁栄 家内安全 しっかりお祈りして先に進もう。 歩くの楽だね、下り道だもん。 すこし水底が深くなってきたような気がするなー。 この橋は桜橋だって。そういえばさっきから両側に ずぅーと桜並木が続いているね。 見頃はいつなの? 4月初めだって。 |
大文字山を背景に、桜咲く哲学の道 |
弥勒院
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橋を左に、かの有名な法然院に至る。 樹齢250年を超える 木々に 囲まれた森の中、 フクロウ、ミミズク、テンやムササビ そして猿や猪まで この里山に 下りてくるらしいょ。 茅葺の門に紅さすモミジ これぞ京都の 魅力 とても美しい光景だって。 ここは由緒ある文化芸術学問…の偉人 が眠る居心地の良いところ。 |
法然院 |
安楽寺
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さて―と、哲学の道に戻って。見つけたよ。 |
霊鑑寺 |
西田幾太郎の碑
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桜の木ばっかりと思ってたらモミジもたくさんありますよ。 三つ又も花を咲かせています。 左手に御陵さんを見ながらすこし歩くと 大豊神社に到着しました。 紅梅 白梅が両際から覆い被さるように…と書かれています。 まして有名なのが、 ネズミを祭る神事、全国でも珍しいので 干支の時は大勢の人がお参りに来られるようです。 立派なお屋敷が左右に見えますねー。 疎水と道が整然としてきました。 緑も鬱蒼としてきました。 この情景が哲学者の好みかも…。 |
哲学の道のもみじ |
大豊神社の狛ねずみ
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山側に白壁に囲まれた宗淳天皇の皇女を奉る 御陵が あり 紅葉の頃は最高の ロケイションですって。 右を見ますと市内 一望、 古都の全景がパノラマのように開けています。 聞いた話ですが吉田山南端に 白鷺が群生している のが この場所から見えるんですって。 それも無数の鷺が生活しているようですよ。 ぜひ見たいものです。 |
市内一望 |
哲学の道もいよいよ終わりに近づいてきました。 水の流れも勢いを増しています。 左手に若王子神社がありました。 ここはなに? この神社は後白河法皇が、 紀州の熊野権現を勧請、 鎮守の杜になったとか。 ちょっと難しいお話みたい。 でもこの奥に同志社の祖 新島襄のお墓があります。 また、あの哲学者 梅原猛先生が時々散策されているとか。 会いたいなあ。会えれば ひょっとすると哲学の極みに少し触れられたかも。 |
若王子神社 |
哲学の道を南下して2kmを歩きました。いろんなものを見たり聞いたり時間が無かったけれど
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哲学の道 |
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